僕の弁理士試験の合格体験記についてお話してみたいと思います。
僕は、平成16年に勉強を始めて、平成17年に短答試験合格、平成18年に論文試験合格、平成19年に口述試験合格と1年に一つずつ合格し!?、約3年の勉強で合格できました。
平成18年に口述落ちたのは・・・、かなりの想定の範囲外でしたが・・・(笑)、約2年で論文合格するという目標は達成できたのかなと、今、思います(^^)
まず、1年目前半の入門編についてお話します。
思い起こせば、平成16年2月29日、僕はLECの入門講座(佐藤卓先生)に申し込みました。
当時、大学院を卒業して企業の新入社員1年目でしたが、勉強するための受講費用を捻出すべく、せっせと貯金していました。
予備校の講座というのは、高額(当時、ベーシックコースで約40万円!!)ですので、申し込んだら絶対に元をとるために合格してやる!と思い、その決意の日を忘れないために、あえて2月29日を選びました。単純です(笑)。4年に1度、思い出すでしょう・・・。笑。
講義は通信で、6月スタートだった気がします。
この頃、社会人2年目で仕事も忙しくなり、また、地方にいたため、生講義に通うということができませんでした。
そこで、通信講座で毎日、せっせと聞いていました。
当時の入門講座で、佐藤先生が、佐藤先生の受験時代には、
片道2時間(往復4時間)の通勤で、講義を2倍速で聴き、実質1日8時間分の講義を繰り返し聞いていたということをお話されたのを今でも覚えています。
そして、それぐらいやらないと受かりませんよとも講義の中でお話されていたと思います。
これは、当時、かなりビビリました。
ということで、僕も、当時、講義テープをパソコンに取り込み、
そして、倍速を変えてipodに入れて聞きまくっていました。
1度聞いた講義内容は、次は3倍速にしても意外と聞き取ることができます。
1コマの時間が大体3時間なので、1時間で1コマが聞けてしまうという感じです。
当時の入門講義の特許法は確か14コマでしたので、土日で特許を1回りさせるみたいなことをやってました。
今、思えばムチャクチャです(笑)。
この頃は、特に、覚えようとか、条文はどうだとかよりも、とにかく、
特許、意匠、商標、条約をひたすら繰り返し聞いていたような気がします。
特許だけでも、7回は繰り返したような気がします。
そうすると、全体がぼんやりと見えはじめ、その内容が頭のどこかに残り、後々、短答で細かく勉強するときに非常に理解の助けとなります。
これが、大体5月終わりから8月末ぐらいです。
→1年目の後半からの合格体験記<短答編>に続く
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