@答えすぎないこと
A沈黙にならないこと
です。
まず、@について、聞かれたことだけを答えるというのは当たり前ですが、答えを小出しにすることも大切です。
例えば、ある趣旨を聞かれて、あれもこれも全部いっぺんに話そうとすると、極度の緊張のあまり、大抵の人はおかしな事を言ってしまいます。
それを防ぐため、端的に答えるようにすると良いと思います。
ある趣旨で、受験生が1つの趣旨を言えればOKで次の問題に進むところ、2つも3つも言ってしまい、合っていれば問題ないのですが、もし2つめで間違ってしまった場合、必ず「もう一度言ってください」と言われ、次の問題に進めません。
大きな時間のロスになってしまうため、とりあえず、自信のある事だけを話しましょう。必要であれば、試験官から「他には?」と必ず聞いてきます。
「答えすぎない」ということを心にとめておいてください。
次に、Aについて、これは、「助け舟」と言われるヒントを引き出すためにも、絶対に黙ってはいけません。
条文がわからなければ、素直に条文を見る、それ以外でしたら、聞かれている条文の趣旨や条文そのものを話す。
とにかく頑張って、合格したいという気持ち、勉強してきたんだということを見せる。
間違っても、「何でしょうか?」など、質問に対して質問をしてはいけません。
心証がすっごく悪くなってしまいますので・・・。
「沈黙にならない」ことも心にとめておいてください。
あと、特許、意匠、商標で2つとれば良いので、時間が無いという人は、とにかく、特許・意匠・商標の過去問は最低限ですが、その中でも、意匠は範囲も狭く、聞かれることが毎年似ていますので、特に集中して勉強すると良いと思います。
<LECの口述試験対策講座>
・2014口述試験 傾向と対策
口述試験をまだ受けていない方にはおススメだと思います。実際の問題から口述試験の傾向と対策を知ると良いと思います。
・2014口述対策『はじめの一歩』
使用アイテムから条文の読み方まで、正しい努力の仕方が学べるそうです。
・<平成26年度版>口述アドヴァンステキスト