使用した過去問書は、LECから出版されています、
・弁理士試験 体系別短答過去問
でした。
この過去問集は、とても優れているオススメです。
体系別でまとめられているからこそ、過去10年ぐらいの傾向がわかります。
そして、同じような問題を続けて解くことになりますので、知識の定着化が図れます!!
さて、僕が実際に行った過去問の解き方について。
弁理士試験の問題は、1問が原則として5枝ぐらいで作成されています。
そして、正しい枝はどれか、または正しい枝はいくつあるかなどといった問われ方をします。
しかし、過去問を解く際は、必ず、1枝ごとに解きます(1問ごとではないですよ!)
過去問を解く上で大事なのは、1枝1枝をしっかりと根拠をもって、○か×かを判断できるかどうかです。
1問単位で正解できるかどうかというのは、実際の本番での試験で大事なことであって、過去問を解くときは、理解することが何よりも大事であると思います。
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まず、1枝の問題を読みます。
そして、根拠を考えます。
その問題が正しい場合であっても、また間違っている場合であっても、条文番号等の根拠を思い浮かべ、解答をみます。
そして、たとえ根拠が正しかった場合であっても、四法対照法文集の該当条文を実際に見て、チェックを行いました。
さらに、解答に記載されていることで自分にとって覚えておいた方が良いと思ったものは、全部、四法対照法文集に書き込みます。
次に、問題のところに、出来たか出来なかったかチェック印を入れます。
そして、次の枝を解いていきます。
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このような解き方を実戦することで、良かったと思うことは、何回も何回も条文を見ることになることです。
また、問題に出たところをチェックしているため、条文を見るごとに、前に解いた問題も思い起こせ、同じところで間違えているとか、この条文がよく問われているから重要だとか、よくわかってきます。
時間はすごくかかりますが、1通り全部解いたあとは、確実に力がついたと実感できると思います。
2回目も全部解き、3回目以降は、間違えた箇所だけ解いていくようにしました。
幸いにも、この過去問の解き方を実行し、僕は1年目の短答試験でボーダーより7点多くとることができました。
ご参考になれば幸いです。