2014年02月22日

本試験の解き方

僕が実践した短答試験の解き方等についてお話してみたいと思います。

短答試験は、ご存知の通り、3時間30分で、60問ですね。60問の内訳は、特許20問、意匠10問、商標10問、条約10問、不正競争防止法5問、著作権法5問といった感じでしょうか。(近年も同じですかね?)

僕は、解く順番を、@意匠、A商標、B特許、C条約,不正競争,著作権といった感じで、科目別に問題を解いていました。

何故、科目別に解いたかと言いますと、科目ごとに頭が切り替えられるからです。
特許の問題を解いて、意匠、商標、また特許と繰り返していくと、条文等が頭の中で混同してしまいがちです。よって、それを防ぐため、科目別にしました。

なお、解く順番も、特許は意匠、商標の後が良かったです。
それは、特許は、難しい問題が多いので、悩んでしまうと時間がなくなり、他の簡単な問題でさえミスをしてしまう事が模試を受けていく中で気づいたからです。
そこで、比較的、点をとりやすい意匠、商標で、確実に点を稼ぎ、そして、特許、条約等という順番で解いていきました。

解く順番を科目別に切り替えたところ、ある人は、解く時間が、30分縮まったと言っていました。
科目別に解くことで、解答用紙とかの記入ミスがあるのではないか?とありますが、これは意外に大丈夫でしす。

また、問題を解くとき、1問解く際、必ず、問題用紙の各枝にメモ書きを書いていました。
どのようにするかというと、必ず×と思う枝には、間違っている箇所に下線を引き、簡単にその根拠を書きます。

例)特許権の設定の登録の日から3年を経過したときは、その特許権に係る特許出願の出願公開に係る補償金請求権を行使することができる場合はない。
↑実施の事実を知ったときから3年・・・

このように。何が良いかというと見直すスピードが格段に上がるのです。
間違っている箇所を下線等で引き、根拠を本当に超簡単(自分が見直してわかるレベル)に書いておくことで、見直したとき、何故、この枝は×にしたか、一瞬で判断できるため、自信をもってその問いは大丈夫と判断できます。
そのため、根拠が曖昧なもののみを、見直し時にじっくり考え直すことができると思います。
ちなみに、○または×か曖昧なときは、僕は△をつけてとりあえず解答しておき、後で見直し時に考え直していました。

短答試験の解く順番や解き方は、人それぞれだと思いますが、自分のスタイルにあった方法を模試等の実戦で試して確立すると良いと思います。

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※上記講座は、通信Web、スマートフォンでも視聴可だそうです。ちょっとした通勤など移動中に聴くのも良いですね。試験までの時間は限られています。通勤のついでに勉強するのではなく、勉強のついでに通勤するという発想の転換も大事ですね!


posted by TOM at 21:08 | 主要記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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